2014年5月31日土曜日

シマダイミョウチク(縞大名竹) のタケノコ

Shoots of variegated Tootsik bamboo

別名:スズコナリヒラ(鈴小業平竹)、フイリダイミョウチク(斑入り大名竹)
学名:Sinobambusa tootsik f. albostriata
イネ科 Poaceae タケ亜科 Bambusoideae トウチク属 Sinobambusa
葉に黄白色の縦筋が入り、タケノコの皮は少し明るい紫色を帯びる。
毎年この時期はまさに雨後の竹の子との闘い(切除しないと花壇が竹林になる)。
夏が近づくとタケノホソクロバの幼虫 (#1) が発生することがあるので卵を産み付けられないよう常に風通し良く剪定します。

右下の写真 (Photo in the lower right) はモウソウチク (孟宗竹, Moso bamboo) のタケノコ (Bamboo shoot)
(2014-05-26)



















#1:タケノホソクロバの幼虫
Balataea funeralis / (Artona martini)
https://plus.google.com/b/103138101110490411507/103138101110490411507/posts/
5Mf98wBdAdZ


taken on 2014-05-31 #Shoot #Bamboo #May

2014年5月28日水曜日

富良野ラベンダー(ラベル標記) 開花

Furano Lavender Blooming

一般名:イングリッシュラベンダー (English lavender)/コモンラベンダー (Common lavender)
学名:Lavandula angustifolia
シソ科 Lamiaceae ラベンダー属 Lavandula
周年屋外西向ベランダ、鉢植え、6年目。
咲き始めました (2014-05-27)。
花穂は摘み取ってポプリにし、秋にもう一度強めに剪定して冬を越させます。

taken on 2014-05-28 #Flowers #Lavender #May



蕾のようす:
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/05/blog-post_8395.html

2014年5月24日土曜日

シコンノボタン 'コートダジュール' の新葉

Young leaves of Glorybush 'Cote d'Asur'

学名:Tibouchina cv. 'Cote d'Azur'
ノボタン科 Melastomataceae シコンノボタン属(ティボウキナ属) Tibouchina
シコンノボタン(T. urvilleana)の園芸品種
花壇、3年目。昨春に花壇に移植。
今春の度々の大雪で枯死してしまった思っていたのですが、根元から新鞘が伸びてきました!良かったあ!
コートダジュールの枝変わり(斑入り葉)であるジブラルタルの方は
大事をとって鉢上げ、室内で越冬。一般に斑入り葉のものの方が弱いので。


(暖冬であれば屋外で地上部も枯れずに越冬は可能だけど、
越冬した後突然死した過去があるので大事を取って)
例年どおりであれば花が咲くのは9月。

taken on 2014-05-24 #Foliage #シコンノボタン #May

2014年5月23日金曜日

富良野ラベンダー(ラベル標記) の蕾

Buds of Furano Lavender

一般名:イングリッシュラベンダー (English lavender)/コモンラベンダー (Common lavender)
学名:Lavandula angustifolia
シソ科 Lamiaceae ラベンダー属 Lavandula
周年屋外西向ベランダ、鉢植え、6年目。
蕾が出そろってきました。例年よりだいぶ遅れていますが、今年はたくさん咲きそうです。(晩秋に半分ほどに切り戻し)
開花しないうちに摘んだ方が香りが強く、毎年、一番花を撮影後に摘み取ってポプリにします。



taken on 2014-05-23 #Buds #Lavender #May

ラビットアイ系ブルーベリー 'フェスティバル' の未熟果

Unripe fruits of Rabbiteye Blueberry 'Festival'

学名:Vaccinium virgatum
ツツジ科 Ericaceae スノキ属 Vaccinium V. virgatum 種
西向きベランダ、プラ鉢、5年目。
さわやかな柳色と、がくあ部 (#1) の周囲のほんのりピンクがとてもキレイ。
萼片の名残は小さめで、がくあ部の直径はやや大きめの 0.5cm 強 (完熟時に測るべきですけどね)

花:http://achromaticjp.blogspot.com/2014/03/blog-post_6176.html

#1:真果 (子房が膨らんでできた果実) は、ヘタのある方を「果梗部」、反対側を「果頂部」
  または「がくあ部」と呼ぶ (ブルーベリー, ミカン, カキ)。
  偽果 (花托などが膨らんでできた果実) の軸枝のある窪んだ部分を「梗窪(こうあ)部」、
  反対側のガクのある (あった) 窪んだ部分を「萼窪(がくあ)部」と言う (リンゴ、ナシ)。
  (ややこしいが、「がくあ部」はどっちにも使えるのです。)
  果実の見た目を想像するとなんとなく分かるかも(^^ゞ

taken on 2014-05-23 #fruits #blueberry #ericaceae #May

ラビットアイ系ブルーベリー 'ウッダード' の未熟果

Unripe fruits of Rabbiteye Blueberry 'Woodard'

学名:Vaccinium virgatum
ツツジ科 Ericaceae スノキ属 Vaccinium V. virgatum 種
西向きベランダ、プラ鉢、7年目。
少し青み(紫系)を帯びてきました。
収穫はまだまだ先ですが、それまでの期間、水切れは要注意です。
木に影響がなくても実がしわしわになっちゃうので。もちろん過湿はダメ。

taken on 2014-05-23 #fruits #blueberry #ericaceae #May

花:http://achromaticjp.blogspot.com/2014/04/blog-post_12.html

クランベリー (オオミノツルコケモモ) の花

Flowers of Large Cranberry

学名:Vaccinium macrocarpon
ツツジ科 Ericaceae スノキ属 Vaccinium
栽培用園芸種。詳細は不明。
ルーフバルコニー、テラコッタ鉢植え、4年目。
ごく僅かにピンクがかった白い花弁は開花後すぐに反り返ります。
3年ぶりぐらいにたくさん花が咲きました。
きっと豊作、と言っても小さな鉢植え一株なのでジャムにするくらいです。
夏葉は明るい緑、秋〜冬にはマルーン色に紅葉します。



酸性の土質が好みということなので、植えつけ時には鹿沼土を多めにしましたが、
3年も経ってしまったらどうなんでしょうね。

taken on 2014-05-23 #Flowers #Cranberry #ericaceae #May

2014年5月22日木曜日

紫陽花の本当の花の蕾

True flowers of Hydrangea

ガクアジサイ(額紫陽花) Hydrangea macrophylla f. normalis
セイヨウアジサイ(西洋紫陽花) Hydrangea macrophylla f. hortensis
アジサイ科 Hydrangeaceae アジサイ属 Hydrangea
紫陽花の本当の花は両性花 (Bisexual flower) であるとするならば、西洋紫陽花の場合、それらを一目で視認できるのは、装飾花 (ornamental flower) が大きくなる前の今ぐらいまで、やがて装飾花 (ornamental flower) の間に隠れてしまう。
額紫陽花の場合は偽花 (pseudoanthium) の中央に集まって咲くので分かりやすい。
左の写真2枚は、西洋紫陽花の装飾花の萼片が育つ前と後、装飾花が大きくなるとその萼片はやがて色が付いて花弁に見えるようになり、両性花は埋もれるように隠れてしまう。

右下の写真は装飾花の花柄が長く伸びるタイプの額紫陽花で、
このくらいになると、西洋紫陽花か額紫陽花かの区別がはっきりするね(#1)。
また、両性花の蕾も両者では少し違いがあるのが分かります。







taken on2014-05-22 #Flowers #Buds #Hydrangea #May
















#1:偽花の蕾が芽生え始めたこの頃↓では、額紫陽花・西洋紫陽花の区別は難しい。
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/05/blog-post_1.html

2014年5月19日月曜日

名前の分からない多肉植物の花と蕾 1

Buds and Flowers of Unidentified Succulent 1

品種不明 (Cultivars unknown)
玄関ポーチ半日陰、鉢植え、6年目。
昨年、5年目にして初めて開花 (4月末)。
外側が薄いオレンジで内側が黄色の花弁はこれ以上開かない。
明るい緑の丸葉は、冬季にはエッジが赤くなる。

taken on 2014-05-12, 05-19 #Buds #Flowers #Succulent #May

セルビアン ベルフラワー 'アルペンブルー'

Campanula (Serbian bellflower 'Alpine Blue')

学名:Campanula poscharskyana
キキョウ科 Campanulaceae ホタルブクロ属 Campanula
東向き花壇、7年目。
雌蕊の柱頭が花弁と同じ明るい青紫色。
常緑で、春によく花茎を伸ばし、毎年良く咲いてくれます。
匍匐するように伸びる (ハンギングなら垂れ下がる) けど、伸ばした茎から発根するわけではないので、花後に半分ぐらいに刈り込みます。

taken on 2014-05-19 #Flowers #May

2014年5月16日金曜日

ヒダリマキマイマイ

Sought-after False Hadra

学名:Euhadra quaesita
オナジマイマイ科 Bradybaenidae マイマイ属 Euhadra
殻径 30mm 弱でまだ小さめ。最近大きいのが減ったような気がする。
ウチの庭で見つかるカタツムリは左巻きばかり。
同じエリアに右巻きと左巻きが生息することは無いというような話を
聞いたことがある。左巻きと右巻きとでは殻の巻き方だけでなく、
体の作りが全て逆で交尾に用いる器官も逆なのだそうで、そうだとしたらそのあたりのことも繁殖テリトリーが重ならない理由の一つだろうか。

taken on 2014-05-16 #creature #May















色帯の無いカタツムリ:
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/05/snail.html

2014年5月15日木曜日

シロタエギク 'シルバーダスト' (白妙菊) の花・蕾・新葉

Flowers, Buds and Young leaves of Dusty Miller


学名:Senecio cineraria 'Silver Dust'
キク科 Asteraceae キオン属 Senecio
西向き花壇、7年目。

2014-05-13 追記
花壇から溢れんばかりに枝を広げ可愛い花もたくさん咲き始めました。
シルバーリーフを楽しむために高く伸びる花茎を切って花を咲かせない場合もあるようですが、私は花を楽しんだ後に後に剪定します (かなり長い間咲き続けます)。
常緑で冬の花壇の賑わいにもなるのですが、冬の間に枯れ枝や伸びすぎて下葉が朽ちてみすぼらしくなった部分を思い切って取り除き、春に備えます。

taken on 2014-05-11, 05-13 #Flowers #Buds #Dusty Miller #May

214-02-07
先月暖かい日が続いたせいでしょうか、新葉が伸び始めました。
天候はまた真冬に逆戻りですが、この先大丈夫かしら。

taken on 2014-02-07 #Foliage #February

2014年5月11日日曜日

朧月 (おぼろづき) の花

Flowers of Ghost plant

学名:Graptopetalum paraguayensee
ベンケイソウ科 Crassulaceae グラプトペタルム属 Graptopetalum
西向き玄関ポーチ・ベランダ、冬季日陰、ポリポット植え、陶器鉢など。
この鉢の写真のものが一番古い株で、10年以上は経ってるかも。
今年はたくさん花が咲きました。開花直後は10本の雄蕊のうち5本が立ち上がり、咲き進むと全部が立つ。つまり、時間差を作ることで授粉できる期間を 長くして確実性を増す工夫なのでしょうけど、種子ができているのを見たことが無い。


taken on 2014-05-07, 05-11 #Flowers #Succulent #May

ヤツデ (八つ手)

Japanese aralia

学名:Fatsia japonica
ウコギ科 Araliaceae ヤツデ属 Fatsia
たぶん2年目。
お隣との境の擁壁の隙間から芽吹いてきました。(気が付いたのは去年ですが。)
ウチにもお隣にもヤツデは無いので、どこからか種が運ばれてきたのでしょう。
子供の頃はヤツデはあまり好きではなかったのですが、最近は花を見るのが楽しみになってきました。されど、このまま幹が太くなるのを放置していて擁壁に問題は無いのか、ちょっと不安(笑)


taken on 2014-05-11 #Foliae #Tree #May

ミニバラ (タグ表記)

Mini rose, Miniature rose

学名:Rosa spp.
バラ科 Rosaceae バラ属 Rosa
花壇に地植え、7年目。
ウチの唯一のバラ。品種の詳細不明。
珊瑚色またはフラミンゴピンク(flamingo pink)色〜薄いピンク。
バラのお約束で黒星病になりやすいので(写真下部の葉)、傷んだ葉はすぐに除去、
土から感染するそうなので取り除いた葉を下に落とさぬよう気を付けて。

taken on 2014-05-11 #Flowers #Rose #May

新葉:
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/02/blog-post_5097.html

無帯のカタツムリ (Snail)


落ち葉掃きしていたらやけに白っぽいカタツムリを見つけた。こげ茶色の帯も無い。
種の詳細は不明。
ウチによくいるのは巻きに沿ってちゃんと筋が入ってるヤツなんだけど、個体差でしょうかね。この子は嫁に出したので継続観察不能。

※生物学的な分類では多くの科にまたがるため「カタツムリ」という名称に、厳密な定義はないそうです。

taken on 2014-05-11 #Creatures #May

ツルマンネングサ (蔓万年草) の花

Flowers of Sedum sarmentosum

学名:Sedum sarmentosum
ベンケイソウ科 Crassulaceae マンネングサ属 Sedum
西向き花壇、木製プランターなど。(6〜7年目)
日当たりの良いところにある株は満開で、日陰のものはこれから。
花はマンネングサ属特有の星型の黄色い花 (葯のみがオレンジ系)。
葉は舟形扁平で、茎は赤味を帯びる。伸びたツルからどんどん繁殖、
花壇・鉢から溢れでる。
そのツルが命名の所以で、他のマンネングサ属との識別は容易。
冬の寒さが厳しいとツルのほとんどは枯れロゼッタ状で冬を越す。


taken on 2014-05-11 #Flowers #Sedum #Succulent #May

2014年5月5日月曜日

オステオスペルマム フェアリーハート 'カーメン'

Osteospermum Fairy Heart 'Carmen'

キク科 Asteraceae キク亜科 Asteroideae
キンセンカ連 Calenduleae オステオスペルマム属 Osteospermum
周年屋外東向き、テラコッタ鉢植え、6年目。
舌状花は赤紫色、頭状花序の中心部の筒状花の蕾は濃鼠(こいねず)色。
(キリンアグリバイオグループ)

taken on 2014-05-05 #flowers #Osteospermum #May

2014年5月4日日曜日

リューココリーネ パープレア(プルプレア) (推定)

Leucocoryne 'purpurea' (estimated)

ユリ科 Liliales レウココリネ属 Leucocoryne
西向きベランダ、陶器鉢植え、植えっ放しで3年目。
花径約 4.5cm リューココリーネ属の中で最も鮮やかな彩り。
中央の3本は仮雄蕊 (かゆうずい、仮性雄蕊) で生殖機能はない。
ウチには数品種数色あったのだが、今年はこの一株のみ。
他のは、発芽しなかったり葉が育たなかったり。。。
耐寒性が思ったよりないのか、早春の大雪の所為か。
今年は球根を掘り上げておくべきか。


taken on 2014-05-04 #flowers #May #Leucocoryne

2014年5月2日金曜日

ソシンロウバイ (素心蝋梅、素心臘梅) 種子・出芽・子葉(双葉)

Germinating Wintersweet

学名:Chimonanthus praecox form. concolor
ロウバイ科 Calycanthaceae
ロウバイ属 Chimonanthus

2014-05-02 追記
根がきちんと発達していないのか虫に繰られたか、種まきの時期が遅すぎたのか、素心も満月も、どうも元気がないので今のうちにその雄姿を残しておく。

taken on 2014-05-02 #Cotyledons #Leafbuds #May #蝋梅





2014-04-16 出芽
花弁が細長く、花の中心に紫褐色の斑が入らず全体が透き通るような薄い薄い黄色の花のもの。何年かかるか分からないけど。

その後、満月蝋梅の芽も出てきた。見た目に違いは無いようです。

3月11日に種まき。

taken on 2014-04-16 #leafbuds #Sprout #April #Germination #蝋梅

Capsule fruits and Seeds of Wintersweet


ロウバイ
学名:Chimonanthus praecox
ロウバイ科 Calycanthaceae ロウバイ属 Chimonanthus

2014-02-04
採取してきました。
満月蝋梅 (中央下 #1) と
素心蝋梅 (左上 #2) と
その中間やや満月寄り型蝋梅 (右上 #3) の実 (蒴果)、
長楕円の種子は満月蝋梅(#1)、蝋梅の実 (蒴果) の大小は個体差で、品種による差ではない。その他は額紫陽花、万両、青い実、等々。



#1 マンゲツロウバイ (満月蝋梅)
  学名:Chimonanthus praecox var. lutea cv. Mangetsu
  花弁が濃い黄色で丸く、花の中心に紫褐色の斑が入っている

#2 ソシンロウバイ (素心蝋梅)
  学名:Chimonanthus praecox form. concolor
  花弁が細長く、花の中心に紫褐色の斑が入らず全体が透き通るような薄い黄色

#3 花弁は濃い目の黄色で丸く、花の中心には紫褐色の斑はほとんど無い、あってもごく僅か。

taken on 2014-02-04 #Fruits #Seeds #February