2014年6月28日土曜日

ムスカリの球根

Bulbs of Muscari (Grape Hyacinth)

学名:Muscari armeniacum
ユリ科 Liliaceae ムスカリ属 Muscari
品種の詳細は不明
周年屋外西向き、鉢植え、3年目。
5月の終わりに種子ができた後は球根に養分を蓄えてムスカリの一年は終わります。
昨年・一昨年とも植えっ放しで冬場にも青々としていた葉ですが、今年はほとんど枯れました。
球根が充実したサインでしょうか。小さな鉢にぎっしり増殖した球根、
そっと掘り上げ乾燥させて保管、秋(9〜10月)にはもう少し広い所に植え付ける予定。


taken on 2014-06-28 #Bulbs #Muscari #June

花 (Flowers)
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/03/blog-post_9975.html

種子 (Seeds)
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/05/blog-post_467.html

2014年6月26日木曜日

完熟梅でジャム作り

Plum jam making with ripe plum

最後の梅の収穫、完熟の証はヘタが実にくっついてこないこと。

・完熟梅2.5kg (種を除去後の果肉 約 1.3kg)
・素精糖(精製した粗糖):600g (甘さ控えめで種除去後の果肉の 50% 弱) (粗糖を使うと安全でミネラル分豊富でコクが出るが、出来上がりの色は少し茶色っぽくなる。)








1.梅の実は1時間ほど水に浸けておく
2.ヘタが残っていれば竹串で取る
3.沸騰させたお湯に梅を入れ、アクを取りながら10分ほど煮る
4.そのまま一晩置いてから種を取り除き、果肉と分ける
5.果肉に砂糖を適量加えて焦げ付かないようにかき混ぜながら少し煮詰める

3.の煮る時間は数分でいいかも。すぐに柔らかくなるし梅のエキスがゆで汁に流れてしまうし。もっとも、煮汁は煮詰めてお砂糖など加えれば濃縮ドリンクになるけど。
茹でる時の水もヒタヒタぐらいで多すぎないように。以上反省点。

taken on2014-06-21, 06-25, 06-26 #Fruits #Harvest #梅 #June

2014年6月25日水曜日

カルーナ 'レッド ヘーゼ' の花

Flowers of Calluna vulgaris 'Red Haze'

ツツジ科 Ericaceae カルーナ属 Calluna ヴルガリス種 vulgaris の園芸品種。
ルーフバルコニー、テラコッタ鉢植え、4年目。
花色はラベンダー色、葉は、夏期は黄緑〜緑色、冬期は朱色〜茜色に紅葉。

taken on 2014-06-25 #Flowers #Calluna #Ericaceae #June

2014年6月23日月曜日

シロミノコムラサキ (白実の小紫) の花とムラサキシキブ属の葉

Flowers of White Beautyberry and foliage of Callicarpa

別名:シラタマコシキブ (白玉小式部), コシロシキブ (小白式部)
学名:Callicarpa dichotoma var. albi-fructus Okuyama
  :Callicarpa dichotoma f. albibacca (?)
クマツヅラ科 Verbenaceae ムラサキシキブ属 Callicarpa

コムラサキ (小紫) とムラサキシキブ (紫式部) は同科同属の別品種で、両者とも、白花・白実の品種がある。園芸店では混同されて売られることが多いらしい。

判別のポイントは、
1.枝は、紫式部は斜め上向きに広がり、小紫は枝垂れる
2.葉の縁は、紫式部は全体に鋸葉、小紫は葉の上半分程度が鋸葉
3.花枝は、紫式部は葉の付け根(腋生)、小紫は葉の付け根から数ミリ上方(腋上生)
4.紫式部より小紫の方が花付き・実付きが良い(園芸店で出回る所以か)
だそうである。

これを踏まえて下の葉っぱの写真、どちらも実生で同時期の播種。
葉っぱ(上) は「コムラサキ」として売られていたが実際はムラサキシキブの幼木 (1)、
葉っぱ(下) は持ち主が「ムラサキシキブ」と仰っていたが実際はコムラサキの幼木(2)。
播いた実は、(1) の方がやや大粒であったが、どちらも幼木(3年目)で花が咲くほどに成長していないので葉っぱの比較。

葉の縁の鋸状の切れ込みは、半分より多いか少ないかの差でしかなく、それよりも切れ込みの大きさの方に違いがあるように見える。
また、春に芽吹いたばかりの若葉に顕著なのだが、(2) の方が丸みがあり、(1) は先端が尖るように細くなる。

花の写真の木は、その花枝の位置 (写真最下段) や花や実の付き方から「小紫」と推定しているが、現在の葉っぱの形は (1)、春の芽吹きは紫式部と言われた (2) の方と同じなのです。


真相やいかに、数年後の開花が待ち遠しい。

2015-03-12 追記
冬芽を観察した結果、ウチのはシノミノコムラサキに間違いなく、実生の2品種 (幼木) は、伝え聞いた品種とは逆であったことが判明しました。
http://achromaticjp.blogspot.jp/2014/09/blog-post_18.html

taken on 2014-06-22, 06-23 #Flowers #Foliage #小紫 #June

2014年6月20日金曜日

アオオリヅルラン (斑無し折鶴蘭) の花 (他2品種)

Flowers of Spider Plant (non-variegated leaf)


学名:Chlorophytum comosum
ユリ科 Liliaceae (リュウゼツラン科 Agavaceae) オリヅルラン属 Chlorophytum
周年屋外、鉢植え・花壇。
寒風や積雪を避けることが出来れば、東京の冬程度なら、地上部も枯れずに屋外で越冬可能。例え地上部が枯れても春には復活する。


ウチには以下の2品種もあるけど、花の違いはない。


Two other species of Spider Plant (photo 2, 3)

・ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭, Chlorophytum comosum cv. 'Variegatum') (photo 2)

・ナカフヒロハオリヅルラン(中斑広葉折鶴蘭, Chlorophytum comosum cv. 'Picturatum')
 (奥にソトフが見えていますね。) (photo 2)
この鉢は折鶴蘭三種盛りになっているわけ。

ちなみに、葉の幅が普通の品種は、ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭, Chlorophytum
comosum 'Vittatum')。

taken on 2014-06-19, 06-20 #Flowers #Foliage #June

アガパンサス (紫君子蘭) に萼はある?

Does African lily has a calyx ?

学名:Agapanthus africanus
ヒガンバナ科 Amaryllidaceae (旧ユリ科 Liliaceae) アガパンサス属 Agapanthus
東向き花壇。6月20日初咲き。
ー昨年の開花は6月21日、昨年は16・17日頃。ウチのは薄い青色のと白花だが、薄紫色の品種もある。

散形花序 ((umbel) の花茎は 1m ぐらいに伸びる。花序 (inflorescence) 全体を包む苞葉 (bract leaf) は花序が開き切る頃には落ちてしまう。(写真2, 3, 4)

小花 (floret) は萼片 (sepal) と花弁 (petal) が分化しておらず(写真 1)、このように萼片・花弁が未分化の花を同花被花 (homochlamydeous flower) と言う。

Agapanthus's sepal and petal are undifferentiated.














また、各部品を花被片 (tepal)、その全体 (いわゆる萼と花) を花被 (perianth) と言う。
アガパンサスの小花は萼 (calyx) にあたる外花被 (outer perianth)(3片)・花冠(corolla) にあたる
内花被 (inner perianth)(3片) から成るが、
これらは基部が離れていないので合生花被 (syntepalous) と言う。

小花の基部に細長い丸まった小苞 (bractlet) がある(写真 5)。花序全体を包んでいた苞(bract)(写真 2, 3, 4) と同色。
なかには花被と同じ色のものがある。根元に花柄のようなものも見られるので、もしかしたら花になりきれなかったのかな。
花弁も萼も苞も葉の一種ですからね。



 小苞 (bractlet) と小花の蕾 (Buds of floret)

taken 0n 2014-06-12, 06-16, 06-20 #Flowers #Buds #Agapanthus #June

2014年6月17日火曜日

紫陽花の装飾花 (の中央の花) 開花

Center flowers of Hydrangea's ornamental flower

(上:手まり咲き、中:額咲き、下2枚:城ヶ崎(推定))

一般に「花が咲いた」と言うと花弁 (花冠、corolla) が開いた状態を言いますが、
紫陽花の場合は装飾花の萼 (弁化した萼) が開いた状態を言いますね。

本当の花は、額咲きでは中心に集まっている小さい花、手まり咲きでは装飾花の間に隠れている小さい花が開いた時だってのは前に書いた通りですが、



 (ここでは仮にそれらを「真の花」と呼びます)、その次に装飾花の中心にある小さい花が咲き始めます。
普通は額が開いただけでは開花とは言いませんが、紫陽花の場合は特殊で、ややこしいですが、
装飾花の萼片→真の花→装飾花の中央、と開花は3段階、と言うことになるでしょうか。

この小さな花は、花弁4枚・雄蕊8本・雌蕊の花柱3本、「真の花」よりやや少ない構成が基本形のようですが、こちらも必ずしも一定ではないようです (写真上・中参照)。
花粉は作られているようですが、種子ができているのを見たことないので不稔花かも知れません。花弁が開かない場合も多いです。


写真下の2枚、八重咲きの '城ヶ崎' の場合、「花」よ呼べる形状のものは無く、弁化しきれなかった何かだったり不完全な雌蕊だったりします。
装飾花の生殖機能を捨てる代わりに昆虫を呼び寄せることに特化させ、真の花の受粉率を上げようという進化の方向、なのかどうかまでは分かりませんが、間違いなく不稔ですね。



taken 0n 2014-06-17 #Flowers #Hydrangea #June

2014年6月16日月曜日

オオスカシバ (大透翅) とアガパンサス (紫君子蘭) の蕾

Pellucid Hawk Moth and Buds of African lily

どこからかウチの周辺にもよく飛んできますが、羽化した直後は鱗粉が翅をおおっているそうです。
いつ飛び出すかとヒヤヒャ。悪さはしない蛾なのだけど、迫力あるからね(^^ゞ

オオスカシバ
学名: Cephonodes hylas
スズメガ科 Sphingidae オオスカシバ属 Cephonodes







アガパンサス
和名:ムラサキクンシラン (紫君子蘭)
学名:Agapanthus africanus
ユリ科 Liliaceae アガパンサス属 Agapanthus

taken on 2014-06-16 #Buds #Insects #Agapanthus #June

サザンハイブッシュブルーベリー 'サンシャインブルー' の実

Berries of 'Sunshine Blue'(Southen Highbush Blue berry)with dead corolla

ツツジ科 Ericaceae スノキ属 Vaccinium シアノコカス節 Cyanococcus V. darrowii 種
西向きベランダ、プラ鉢植え、7年目。
ウチにある品種の中で一番開花の早い 'サンシャイン' の実が熟し始めました。
なぜか、花冠が落ちずにくっついたままの実があります。

taken on 2014-06-16 #Harvest #blueberry #ericaceae #June

2014年6月14日土曜日

梅酒づくり

Making Umeshu (Plum wine)

梅の収穫 4回目 2014.06.14 晴れ
梅 2.2kg
氷砂糖 1kg
ホワイトリカー 3.6L

今年は甘さ控えめ。
6年前(2008年)に作った時 (写真右側のビン) は
梅 1kg に対して 氷砂糖と蜂蜜合計で 1kg 使用。

taken 0n 2014-06-14 #Fruits #Harvest #梅 #June

梅干づくり 1

Making Umeboshi (pickled plum) 1

梅の収穫 2回目+3回目 2014.06.11, 13 晴れ時々雨
今年は例年にない豊作で、1回目は蜂蜜シロップ、今回は梅干。

梅干用塩漬け
梅:3kg (2014-06-11, 06-13 収穫分)
塩: 375-390g (梅の 12.5-13%)
ホワイトリカー:消毒用
梅の 1.5倍の重し (水利用)
 → 梅がいっぱいでビンに載せきれずとりあえず 1kg
   強 + 蓋の重さ = 1.5kg
 → 梅酢が上がって梅の実のカサが減るたびに水を
   追加、約一日後に 2kg

一般的な梅干の作り方をみると、重石は梅の 1.5〜2倍 としているところが多く私も今まで 1.5倍で漬けてきましたが、今回の経験から言えば、0.5倍、つまり半分でも十分なのではないか、と思っています。軽い方が梅が破れたりつぶれたりする危険性も無くなりますし。
梅酢が梅の上まで上がってきたら、梅が浮かない程度に減らしてもいいかと思う。(水なので調整は簡単です。)

と言っても、極限まで塩の量を減らし土用干しまで保管することを考えれば、梅が梅酢に浸っている必要があるので、自家製の梅を使う場合は、梅の量や熟度 (たっぷり果汁を含んだ状態かどうか) でも違う気がします。
(条件が適正であれば3日程度で梅が隠れるくらいには梅酢が上がってくる。写真は、つけた直後とほぼ1日後の状態。)

とは言え、6年前は梅の量が少なめ小さ目で (塩の割合は同じ)、1.5倍の重石で梅酢の量は梅の半分以下、それでもちゃんと梅干はできましたけどね。(つづく)

taken 0n 2014-06-13,14 #Fruits #Harvest #梅 #June

紫陽花の稔性花・不稔花

Fertile flowers and Sterile flowers of Hydrangea

紫陽花の両性花 (bisexual flower) も開き始めました。
(上:手まり咲き、中:城ヶ崎(推定)、下:額咲き)

いや待てよ、良く見ると、額咲き(写真下)の方は、一つは花弁・雌蕊・雄蕊がちゃんとあるけど、もう一方 (推定 '城ヶ崎') は萼と花弁と雌蕊しかないよ。この花房だけでなく、この木全ての花房で雌蕊ばっかり。
これでは、(奇跡的に雄蕊のある木から授粉しない限り) 種子は作れないね。

雌蕊・雄蕊の発育・機能が十分でない、または無いため,種子を作れない花を一般には不稔花 (sterile flowers)、または中性花 (neutral flower)とか無性花 (asexual flower)とか言ってるけど、雌蕊穂蕊のどっちかがあれば
中性・無性とは言い難く、両方とも機能しない・無い場合にそう呼ぶのが正解よね。
まあ、種子ができないから不稔、形だけで機能しないから中性・無性ってのも無くは
無いけど。どちらか一方なら (両性花 (bisexual flower) に対して) 単性花 (unisexual flower) と言う方が
しっくりくるのだけど、それは雄花・雌花のくくりになる。
厳密には、雄蕊が無い・機能しない花を雄性不稔花 (male-sterile flower)、雌蕊が無い・機能しない花を雌性不稔花 (female-sterile flower)、両方とも無い・機能しない花を中性不稔花 (neutral-sterile flower)って区別する。

と言うわけで、紫陽花 (額咲き・手まり咲き) の装飾花ではない花をまとめて呼ぶときは、
(装飾花に対応する言い方として) 何て呼べばいいんでしょね。真花と呼ぶ場合もあるようだけど、それもあいまいな気がする。ちなみに、
気象庁の生物季節観測の情報 ( http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/ )によれば、
「あじさいの開花日とは、標本木でこの真の花が2〜3輪咲いた状態となった最初の日」(引用)
なんだそうです。

で、もう一回 '城ヶ崎'(推定) をよく見ると、花弁(萼片) が大きくなってる(雄性)不稔花があるね、
こういうのを改良していくと手まり咲きになったりするのかな?

また、アジサイの稔性花(両性花)は、萼片5枚・花弁5枚・雄蕊10本・雌蕊の花柱3本が基本形なんだけど、額咲き紫陽花 (下の写真) には、花弁6枚・雄蕊12本・雌蕊の花柱4本の両性花があるね。必ずしも数が一定ではない、多かったり少なかったりするのも紫陽花の特徴らしいです。

taken 0n 2014-06-13, 06-14 #Flowers #Hydrangea #June

2014年6月9日月曜日

カルーナ 'ティブ' の蕾と花

Calluna vulgaris 'Tib'

ツツジ科 Ericaceae カルーナ属 Calluna ヴルガリス種 Vulgarisの園芸品種
ルーフバルコニー、鉢植え、4年目。八重咲き。花径約 0.4cm
濃い緑色の葉と咲き始めのはっきりしたピンク色の花のコントラストが
美しい夏咲きのカルーナ。咲き進むと色は淡くなるがそれはそれでエレガント。
秋まで咲き続ける。木の成長はあまり早くない。

taken on 2014-06-09 #Buds #Flowers #Calluna #Ericaceae #June

2014年6月8日日曜日

梅の収穫 1回目 2014.06.08 雨 ハチミツ漬け

Japanese apricot Harvest and Making Ume-syrup

ブンゴウメ(豊後梅、Prunus mume var. bungo)
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus スモモ亜属 Subgenus Prunus

例年より早い梅雨入り、いつ晴れるか分からないので、例年より
一週間ほど早いですが、黄色くなり始めたものを選んで収穫、
ハチミツ漬けにしてシロップを作ります。







かなりアバウトなレシピ
・漬け込むビンはホワイトリカーで消毒
・青梅 1.2kg(洗ってヘタを取り、乾いたらホワイトリカーで消毒)
・蜂蜜 0.6kg 強
・できるだけ空気に触れないように梅の一番上をラップで塞ぐ
・このままでもいいけど、今年は食品用袋に水1?を入れて重し
・冷蔵庫で保管、水分が上がってきたら時々ビンを軽くゆすって混ぜる

今年は昨年以上に豊作で、木に残してある青い実はこの数倍ありそう。
一週間〜10日後ぐらいに2回目の収穫予定。

taken on 2014-06-08 #Fruits #Harvest #梅 #June

2014年6月6日金曜日

ウチの紫陽花 2014 4品種

Four species of Hyderanges in my garden

上から(From above)

西洋紫陽花(Hydrangea macrophylla f. hortensis):
 ・空色 Sky blue
 ・薄いピンク Pale pink
額咲き紫陽花(Hydrangea macrophylla f. ):
 ・ブルーラベンダーの八重
  (咲き始めは内側の花弁が白く、  2色のように見える)
  Blue lavender (double)
 ・群青色 Ultramarine

#taken on 2014-06-04, 06-06 #Flowers #Hyderangea #May #June
「ガク咲き」と「ガクアジサイ」
「ガクアジサイ」とは、厳密には日本自生の原種の品種名 (Hydrangea macrophylla f. normalis) 
であり、装飾花が額縁状に咲くアジサイを全て「額紫陽花」と呼ぶのは間違いとの説もある。
手まり咲きの品種でも額縁状になるものもあるし、アジサイ属のひとつであるヤマアジサイ(Hydrangea serrata) も額縁状に咲くものが多いわけで、それらをあたかも一つの種であるように「額紫陽花」と言うことはできないのだとか。一般的に手まり咲きのものを「西洋紫陽花 (Hydrangea macrophylla f. hortensis)」と呼ぶが、日本の紫陽花を西洋で品種改良、逆輸入されたのでそう呼ぶわけで、日本にも古来ガクアジサイから変化した手まり咲きのアジサイ (H. macrophylla f. macrophylla) があり、それは時として「ホンアジサイ」と呼ばれて区別される。
紫陽花には多くの変種や園芸品種があり、その原種の系統がはっきりしない場合には、やはり「額咲き」「手まり咲き」と読んだ方が、植物学的な間違いを犯すことが無く済みそうである。

2014年6月4日水曜日

百合根の百合 (Lily buds - Edible bulb planting)

Lily buds - Edible bulb planting

2014-03-11 花壇に植え付け (食用の余りを冷暗所で春まで保管 #1)
急激に伸びてきました。毎日のように観察していたのに気が付かないほどの勢い。
蕾が付いているようです。
食用に売られているものは大抵はコオニユリ (Lilium leichtlinii) だそうで、たぶんこれも間違いはなさそう。一応開花まで様子見。

taken on 2014-06-04 #Buds #Lily #June





#1(bulb):
https://plus.google.com/u/0/113053037231413309799/posts/g4AehDwdqmr

2014年6月1日日曜日

西洋紫陽花 "フラウ ミチコ" 挿し木

Cuttings of Hydrangea "Frau Michiko"

西洋紫陽花の学名:Hydrangea macrophylla f. hortensis
アジサイ科 Hydrangeaceae アジサイ属 Hydrangea

市販の開花鉢植えの花はそろそろ終わり、花の下2節で剪定、挿し木にしました (下側の節を土中に)。
日陰に置いたにもかかわらず記録的な暑さで葉が焼けてしまうので、今は室内で管理中。
残った株は花壇に移植。

taken on 2014-06-01 #cuttings #Hydrangea #June

花:
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/05/blog-post_15.html