ウメ (梅)
学名:Prunus mume
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus
早咲きの盆栽、西向きベランダ、8シーズン目。
開花直後(花弁の開き始め~ほぼ全開するまで)は、花の中心に近い短い雄蕊の葯のみが開いている (写真2、3)。
弁化した雄蕊 (petaloid stamen) |
冬芽の段階で花粉は作られているそうなので、開花時点で授粉準備完了なのだろうか。
梅に限らず、雄蕊の葯が段階的に開く花は多く、できるだけ長い期間、いつも新鮮な花粉を届けられるような工夫なのかもしれない。
たいていの虫媒花・鳥媒花は雄蕊が先に花粉を放出する「雄性先熟」で、もし、雌蕊の受粉準備が整うのが花弁全開の頃なのだとしたら、
「開花」とは花弁全開時、と言いたいところだけど、授粉も受粉も「花」として機能なのだから、雌雄どっちらかが機能し始めた時点、つまり、雄性先熟の花なら雄蕊が花粉を放出し始めた時点 (#1) ということかな。
taken on 2015-01-21, 01-24, 01-25, 01-29 #buds #flowers #梅 #January
#1:花弁の開き始め
http://achromaticjp.blogspot.jp/2015/01/blog-post_22.html
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