塩漬け後赤紫蘇とともに漬け込んでおいた梅を、殺菌と余分な水分を飛ばすために干します。
干さずにそのまま漬け込んでおいて食しても構わないのだけどね。
「土用干し」とは言いますが、梅雨明け後3日以上連続して晴れる日でOK。
漬け方も干し方も色々なやり方があるようです。
Dry the salted Ume in the sun in midsummer for 3 days and 1-2 night(s)
1日目:(写真 1)
午前・午後2時間ぐらいずつ計4〜5時間良く日に干し、
昼過ぎの一番暑い時間帯は室内で休ませる。
木々や草に囲まれた土の庭とは違ってルーフバルコニー
では照り返しもあるので、乾きすぎて皮が固くならないよう、
日干しは短めにしています。
夕方、梅と赤紫蘇を梅酢に戻す(写真 2)。
赤紫蘇を梅の上にかぶせるので、特に重石は不要。
2日目:
1日目と同様。
夕方に梅酢に戻さず、そのまま夜露に当てて3日目の
日干しに突入する方法もある。
今年は、3分の2を梅酢に戻し(a)、3分の1を夜露に当てる
ことに(b)。(一旦室内に取り込んで日が落ちてから、万が一
の雨に備えて軒下に)。
3日目:
梅酢に戻した (a) を三たび日干しに、夜露に
当てた (b) を 日向に置く。
日干し後、(a)(b) とも夜露に当てる。
4日目の朝に取り込んで、梅と赤紫蘇を交互に重ねて冷暗所で保存(写真 3)。
ウチには、年間を通して温度変化の少ない冷暗所は無いので、冷蔵庫で保存。
乾いた梅を梅酢に戻す度に梅酢を吸い込んでふっくら赤く染まる。
夜露に当てると皮がしっとり柔らかく仕上がる。
(a)(b) の「梅酢に戻す・夜露に当てる」サイクルの違いによる出来上がり具合の差は、
赤さと乾燥の度合いで(写真 4、左上の3個が(a))、皮の柔らかさ・しっとり感は同じぐらい。
注意点は乾かし過ぎだけ、作り方はお好みでどの方法でも良いのです。
土用干しを終えてからもみ紫蘇を作り、梅干と交互に重ねて梅酢に漬けたまま保存する方法もあります。
taken on 2014-07-29, 07-30, 08-01 #Fruits #Harvest #梅 #July
梅干づくり 1 (Making Umeboshi (pickled plum)) 1
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/06/1.html
梅干づくり 2 (Making Umeboshi (pickled plum)) 2
http://achromaticjp.blogspot.jp/2014/07/2.html
3盤目の写真のプラパック入れ
返信削除カメラ入れてますw
わお、ナイスアイデア!
削除防湿剤とか一緒に入れておくのですか?
なんかその光景が見えるような気もしますが、せひ、お写真で見てみたいです(^_-)