Bud, Flowers and Berries of Pokeweed
学名: Phytolacca americana
ヤマゴボウ科 Phytolaccaceae ヤマゴボウ属 Phytolacca
別名:アメリカヤマゴボウ
ルーフバルコニー、ビニールポット植え。
アシタバのプランター畑にアシタバと一緒に芽生え育ち。5月からは独立のポットに移植。
2015-07-12 追記
子房が十分に膨らんだ頃、淡紅紫色だった花穂の軸や花柄、そして白っぽかった萼片は、まるでインクを吸い上げていくかのようにマジェンタに染まる。萼片よりも大きくなった緑の子房とのコントラストは強烈だ (#1)。
葉が黄色くなり始めるころ、赤紫のインクはさらに吸い上げられ充填されて、濃さを増す。
心皮の集まる中心(合生心皮の中心軸)から各心皮の縁へ、そして子房の全体が暗紫色に染まる頃には、つるんとした球体になり、外側からは10個の心皮の区切りが無くなってしまったように見える。
このヨウシュヤマゴボウの紫色はベタシアニン(ピンク~赤紫色)の一種、ベタレイン系の色素で、同様な色のアントシアニンを持たない目・科の限られた植物のみが持っているのだそう。
オシロイバナ科のオシロイバナやブーゲンビリア、スベリヒユ科のマツバボタンやスベリヒユ、アカザ科のホウレンソウやビート、など。
ベタシアニンはアントシアニンと共存することはなく、またアントシアニンと違って青色の色素を持たない。青色のオシロイバナを見たことないわけだw
taken on 2015-07-12 #fruits #berries #weed #July
#1:Magenta
http://colorsquest.blogspot.com/2015/06/magenta.html
2015-06-01 追記
花が咲き始めた。咲き進むと穂は立ち上がる。
5枚の白~淡紅紫色の花弁に見えるものは萼。花弁は無い。萼が開いた時には濃い緑色の子房が膨らんでおり、1~2日先に咲いた花穂の下の方の花の子房はもう大きくなっている。子房が10個の心皮に分かれているということは雌蕊も10本に分かれているはずね、そこまで撮れてないけど。雄蕊は10本。
2015-05-24
子葉はアシタバのモノとよく似ていました(笑)。その後の違いは歴然で、紅い茎はもしや、と思っておりましたが、花穂を見て確信。
新しい培養土に八丈島で購入した種蒔きと同時にビニール温室にしていたので、何処から来たのかは不明。
ご近所にもいっぱい生える雑草だけど、八丈島産だったらいいなあ、なんて特にわけも無く。
taken on 2015-05-24, 06-01 #buds #flowers #weed #May
From My Garden - 科学と観念の狭間にて - crossing over the mental image and science
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