2015年10月9日金曜日

オシロイバナ (白粉花)

Four o'clock flower (variegated flower)


オシロイバナ (白粉花)
別名:夕化粧
学名:Mirabilis jalapa
オシロイバナ科 Nyctaginaceae オシロイバナ属 Mirabilis

2015-10-06 追記
開花翌朝。雌蕊(左上)は受粉済みのよう。
雄蕊の花糸、分かり難いけど、萼片と同じ散り斑 (filament with scattered spots, the same pattern as the calyx) になっている。これが絞り咲きオシロイバナの面白いところ。

taken on 2015-10-06 #stamen #filament #October

2015-10-03 追記
実 (single-seeded fruits) の中に種子が一個。熟し始めの殻の縞模様は一日だけ、翌日には真っ黒になる。
オシロイバナは夜行性のスズメガなどによる他家受粉や隣花受粉ができなくても、雄蕊と雌蕊がからみあって同花受粉する仕組みがあるので種子ができる確率が高い。が、野放しで育てている場合、その種子がどっちなのかは分からない。親と同じ遺伝子を持って生まれるか、別の遺伝子が入っているかは、種を蒔いて来シーズンのお楽しみ。(密封して冷蔵庫で保存、5月前後に蒔くのが推奨らしいけど、これらは採り蒔き。)

taken on 2015-10-03 #seeds #fruits #October

2015-09-16 追記
花径約 4cm
今のところ全て黄色地に朱・紅赤の斑点絞り咲き(散り斑)で、縞や染め分けなどは出ていない。
萼の開き始め。
オシロイバナに花弁は無い。子房、つまり種子ができる部分を守っているのは苞葉。

taken on 2015-09-14, 09-15, 09-16 #flowers #deadflowers #September

2015-09-14 追記
一番小さかった株。
その後プランターに移植、一番しっかりとした株になりました。
開花翌朝の萎んだ様子。
2015-08-20 追記
開花は24日、花は黄色一色。
その後雨天続きで撮影できず。

2015-08-16 追記
一番大きかった株にようやく蕾が上がってきました。
移植した小さ目の株もそれなりに育ってはいますが、やはり育ち具合はポットの大きさ、つまり根を張ることができるスペースに比例するようです。
taken on 2015-08-16, 08-20 #buds #foliage #August

2015-06-09 追記
始め2株だったのにいつのまにか4株、遅れて出芽したものは大きいのに負けてしまうのでどこかに移植しなきゃいけませんね。とは言え、土の庭は無い、花壇は満員御礼、なのでやはりポットですね。

ムスカリは、実生では花が咲くまで何年かかかります。現在は葉は枯れて休眠中です。

2015-05-18
5月に入って、とりあえず種を突っ込んでおくポットから横広(腎形)の子葉がでてきました。
ロウバイの子葉にも似ていてもしや、と期待しましたが、本葉を見て思い出しました(汗)。昨年の秋に半ば野生化したオシロイバナの萼 (#1) の色が気に入って種子を採取して蒔いたことを。記憶の中の色は鬱金と紅(くれない)の絞り。
子供の頃は種をたくさん集めることが面白かったけど、大人になってからは花よりもその草姿の粗野乱雑ぶりに多少の嫌悪があって敬遠していました。

ちなみに、細くヒョロヒョロの葉は、今春出芽した実生のムスカリです。

#1:花弁に見えるのは萼、膨らんだ萼の根元を包み込んでいる緑色のは総苞。

taken on 2015-05-18, 06-09 #seedling #budding #cotyledon #leaves #May #June

4 件のコメント :

  1. おしろい花かなり前に赤と白の種を拾ってきて
    植えといたら赤ばかりになって白がなくなってしまい
    白種を補充してまいて毎年もう10年位かなでるようになりました。
    昨年黄色を拾ってきてまいたから今年咲くかな~と見てます。
    落下傘できますw

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    1. おおお~!
      並んだ 並んだ 赤白黄色、どの花見てもきれいだな ♪ (ちがっ
      夏が楽しみですね~
      それだけ長く育てていると、白と赤が自然交配してピンクが
      生まれたりしてませんか? (メンデルの法則の例外)

      しかし、考えてみると、子供の頃の遊びってちょい残酷かも(笑)

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    2. そんな少しのおしろい花で
      斑点のが咲くの
      うーん わからんおしろい花て

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    3. もうほとんど奇跡ですね(笑)
      赤黄絞り咲きの大株から種子を採取してきたので、
      易変遺伝子(突然変異を起こしやすい遺伝子)を持ってる確率は高いですが、
      花になる細胞の分裂のどの段階で変異が起きるかは
      現時点では予測不能で、遺伝子レベルでの研究対象になるほどですからねw

      ちなみに、細胞分裂の初期に変異が起きると区分分け、
      末期に起きると散り斑になるそうです。

      また、白花は、花色を合成・発色させる遺伝子の働きを邪魔する遺伝子のせいで
      赤の色素も黄色の色素も出なかった、つまり色素の無いアルビノのようなものなので
      弱いみたいですよ。

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