上から(From above)
西洋紫陽花(Hydrangea macrophylla f. hortensis):
・空色 Sky blue
・薄いピンク Pale pink
額咲き紫陽花(Hydrangea macrophylla f. ):
・ブルーラベンダーの八重
(咲き始めは内側の花弁が白く、 2色のように見える)
Blue lavender (double)
・群青色 Ultramarine
#taken on 2014-06-04, 06-06 #Flowers #Hyderangea #May #June
「ガク咲き」と「ガクアジサイ」
「ガクアジサイ」とは、厳密には日本自生の原種の品種名 (Hydrangea macrophylla f. normalis)
であり、装飾花が額縁状に咲くアジサイを全て「額紫陽花」と呼ぶのは間違いとの説もある。
手まり咲きの品種でも額縁状になるものもあるし、アジサイ属のひとつであるヤマアジサイ(Hydrangea serrata) も額縁状に咲くものが多いわけで、それらをあたかも一つの種であるように「額紫陽花」と言うことはできないのだとか。一般的に手まり咲きのものを「西洋紫陽花 (Hydrangea macrophylla f. hortensis)」と呼ぶが、日本の紫陽花を西洋で品種改良、逆輸入されたのでそう呼ぶわけで、日本にも古来ガクアジサイから変化した手まり咲きのアジサイ (H. macrophylla f. macrophylla) があり、それは時として「ホンアジサイ」と呼ばれて区別される。
紫陽花には多くの変種や園芸品種があり、その原種の系統がはっきりしない場合には、やはり「額咲き」「手まり咲き」と読んだ方が、植物学的な間違いを犯すことが無く済みそうである。
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