トキワハゼ (常磐爆)
Japanese mazus
学名:Mazus pumilus
ハエドクソウ科 Phrymaceae サギゴケ属 Mazus
東向きプランター。今年初めてお見えになったお客様。もしかすると雑草取りの際に抜いてたのかもしれないけど。
2015-05-06 追記
気温が上がってトキワハゼの勢いが増し、春より少し大きな花が咲くようになったので、中心部を覗くように撮ってみた。もう少しきちっと撮れるといいのだが、どりあえず。
上唇弁の中央にくっついているかのような楕円形のモノが雌蕊の柱頭で、その下に少し花柱が見えている。上唇弁の縁に沿うように弧を描いて見えるのが雄蕊の花糸で、葯は雌蕊の柱頭の裏側にあって見えないが、左右から伸びた雄蕊の葯同士がくっついている。下唇弁の斑のあたりにたくさんある突起は、虫が留まりやすくするための工夫なのかな。
2015-03-23
花径は幅 0.8cm 程度、長さ 1.3cm 程度。
上唇弁は藤納戸(ふじなんど)色、下唇弁は白藤色(しらふじいろ)、光の当たり具合によって花自身の色の濃さも、センサー・レンズが捉える色も変わってくる。下唇弁の斑はこがね色。
雌蕊・雄蕊は上唇弁の内側に沿っているのでなかなか撮りにくい。
同属のムラサキサギゴケ (紫鷺苔、Mazus miquelii) とよく似ているが、ムラサキサギゴケの花は、1.5〜2cm ぐらいと大きく(上唇に対する下唇の割合が大きいのか)、下唇弁の色も濃く、初夏にはランナーをよく出すらしい。(この写真でランナーのように見えている無毛の柄は、オキザリス・ゴールドアイランドの葉柄。)
両種は、環境が乾燥気味か湿潤かで住み分けているようだけど、中間型があってもよさそうな気がする。
taken on 2015-03-23, 05-06 #buds #flowers #foliage #March #May
From My Garden - 科学と観念の狭間にて - crossing over the mental image and science
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